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【撮影テクニック】焦点距離を理解して積極的な表現をしよう!

2018-02-19

Irisです。

 

今回は焦点距離がテーマです。レンズには焦点距離というものがありますが焦点距離によって写りが変わることをご存知でしょうか。

 

この焦点距離を理解することで自分のイメージする写真に近づけることができるようになるんですね。ただズームをするだけでなく、積極的に焦点距離を選択することでテクニックが上がっていきますので是非理解してみてくださいね。

 

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焦点距離とは

 

そもそも焦点距離とは何なのか、というところからお話ししましょうか。定義ではレンズからイメージセンサー(撮像素子)までの距離のことを焦点距離といいます。この焦点距離の違いによって写真の写りも変わってくるわけですね。

 

ものすごいざっくりいうと、焦点距離の数字が小さいほど写る範囲(画角)が広くなり、焦点距離の数字が大きいほど写る範囲(画角)が狭くなります。

 

超広角(24mm以下)

 

 

超広角は焦点距離でいうと24mm以下(35mm換算)になります。かなり広い範囲を写すことができ、強烈な遠近感(パースペクティブ)が得られるのが特徴です。

 

自分の目で見たものより広く写せるので、特に風景写真などではダイナミックな描写が得られるでしょう。

 

撮影のポイントとしては上から見下ろしたり、下から見上げることで独特の雰囲気を出すことができます。逆に、広い範囲を写したいけど違和感はないほうがいい場合には、カメラを水平に構えるとよいでしょう。

 

広角(24〜35mm付近)

 

 

広角は焦点距離でいうと24〜35mm(35mm換算)のことをさす場合が多いようです。

 

超広角まではいきませんが、広い範囲を写すことができ、ダイナミックな写りになります。また、超広角ほどの不自然さは出にくいので使いやすい焦点距離でもあります。

 

ピントが合う範囲も広いので風景にもぴったりですし、広角レンズは被写体に寄れる(望遠レンズなどでは最短撮影距離が長いため、被写体に近いとピントが合いません)のもメリットといえるでしょう。

 

標準(35〜70mm付近)

 

 

 

標準域は焦点距離でいうと35〜70mm付近(35mm換算)になります。一般的には35mmか50mmの領域を使うケースが多いようです。

 

標準域の特徴としては、肉眼に近い画像が得られることがあげられます。広角域と違ってゆがみなども発生しにくく、素直な写りになるので扱いやすいといわれています。

 

また、この焦点領域になるとある程度ぼけを作りやすくなってくるので被写体に寄って背景をぼかしてみたり、一歩引いてみると肉眼に近い風景写真なども撮影することができ、様々な表現を作り出せるでしょう。

 

カメラに慣れてきたらあえて標準の焦点距離付近に限定して撮影してみましょう。レンズのズーム機能ではなく自分が動いて撮影するようことでベストなアングルを見つけられるようになり、上達への近道になることは間違いありません。

 

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中望遠(85〜135mm付近)

 

 

中望遠は焦点距離でいうと85mm〜135mm(35mm換算)になります。

 

中望遠は主に人物を撮るのに適していると言われます。それは歪みも少なく被写体との距離も約1mくらいで撮影できる場合が多いのでコミュニケーションもとりやすいからです。背景の美しいボケもポートレートに向いている理由の1つでしょう。

 

風景写真でも被写体がぐっと凝集して見える「圧縮効果」が狙えるので一味違った写真になること間違いなしですね。

 

望遠(200〜400mm付近)

 

 

望遠は焦点距離でいうと200〜400mm(35mm換算)の範囲をさす場合が多いようです。

 

望遠レンズでは、遠くのものを大きく写すことができ、画角が狭いという表現も使われます。さらに、中望遠レンズよりも大きな圧縮効果が得られるので上の画像のような密集した夜景の表現などにもぴったりですね。メインの被写体を強調して印象的な写真にしてみましょう。

 

注意点としては画角が狭いのでカメラのフレーミングが少しずれただけで被写体が大きくずれてしまうのでブレやすいという点があげられます。

 

超望遠(400mm〜)

 

 

超望遠は400mm〜(35mm換算)になります。

 

超がつく程の望遠なので、近づいて撮影できない動物、野鳥や、スポーツ写真などプロフェッショナルな分野で使用することが多いです。

 

このクラスのレンズになるとレンズの大きさも大きく値段も高いのがネックです。なかなか購入は難しいかと思いますので、望遠レンズで撮影した画像をトリミングするというのも選択肢の1つかと思います。

 

35mm換算とは

 

これまでに焦点距離の話をしてきましたが、35mm換算というのがわかりにくいですよね。そもそも35mmとはフィルムカメラのセンサーサイズのことなのです。

 

現在ではフルサイズ、APS-C機がメインになっていますが、フルサイズが35mmサイズのセンサーを搭載しています。APS-C機ではセンサーサイズが少し小さいのですが、センサーサイズが小さいと同じレンズを使ったときにフルサイズ機と比べて写る範囲が狭くなります。

 

写る範囲が狭いと同じレンズでも望遠寄りの写りになります。レンズの種類はいろいろありますが、焦点距離のメモリ表記はフルサイズのもの(これがいわゆる35mm表記ですね)になりますので35mmだとどれくらいの焦点距離になるのか計算が必要です。下に簡単にまとめてみました。

 

 


まとめ

 

焦点距離によって写真の写りが変わってくることが理解できたでしょうか?焦点距離を意識することでズームに頼らずに積極的な表現ができるようになります。私もズームレンズを使用するときには焦点距離のメモリを参考に自分で焦点距離を選択するように心がけています。焦点距離を理解して表現したい写真を撮れるようになりましょう。また、センサーサイズで焦点距離が変わってくることにも注意してくださいね。

 

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