Category

【レタッチテクニック】部分的に色を残し印象的にする

2018-06-21

Irisです。

 

今回は簡単に出来るレタッチテクニックをご紹介していきます。ワンポイントカラーやパートカラーという言葉をご存知でしょうか。名前からも容易に想像出来るかも知れませんが、写真の色を部分的に残して印象的にするテクニックです。色を1色だけ残すことによりその色が強調された少しだけ高品位な作品にすることができるでしょう。

 

また、今回のテクニックを習得することで、色別補正の考え方や使い方が少しずつわかってくるかと思いますので、ぜひ色別補正にも積極的にチャレンジしてより素敵な作品に近付けていけるようになって頂ければと思います。

 




 

それでは、実際の作例をみていきましょう。

 

Before

 

 

After

 

 

いかがでしょうか?画像はチューリップの写真ですが、カラー写真の赤色を残し、それ以外は白黒になっているのがわかるかと思います。単純な白黒写真も雰囲気が出て良いと思いますが、こちらの写真は赤のみが残っていて、また独特な雰囲気が出ていますね。赤のみを残すことにより、一瞬目が立ち止まってしまうような写真に仕上げることが出来ます。

 

レタッチのやり方はとても簡単です。今回もLightroomでの操作方法を説明していきますが、Photoshopなどでも操作方法は同様となっています。ただ、注意点として、Adobe社製品でしたら8色のカラーが用意されていて、それぞれ色別に補正出来ますが、純正現像ソフトや、フリーソフトでは色の種類が異なる場合があるのでご注意ください。それでは、実際のレタッチ方法をご紹介していきましょう。

 




 

部分的に色を残してみよう

 

まずは、Lightroomで現像前の写真をみてみましょう。

 

 

こちらが現像前の写真ですね、まだカラーになっています。こちらの写真をLightroomで赤のみを残した写真にしていきましょうか。使用するのは右側の現像パネルの色別補正パネルです。Lightroom以外の現像ソフトを使っている場合でも、似たような調整パネルがあるかと思いますのでそちらを用いてみてください。

 

 

現像パネルを下にスクロールしていくと、HSL/カラー/B&Wと書かれたパネルが出てきたでしょうか。下の色相、彩度、輝度の項目は出ていない場合があるかも知れませんが、その場合は右側の矢印をクリックすると現れると思います。HSL/カラー/B&Wと3つの項目がありますが、色別補正で用いるのはHSLかカラーの項目です。B&Wは白黒写真での調整で使用するので今回は使用しない項目になります。基本的にHSLとカラーは画面が少し異なるだけで調整していることは同じです。

 

色別補正では各色それぞれについて、色相、彩度、輝度を調整出来るようになっています。色相は色味、彩度は色の強さ、輝度は色の明るさを表しています。

 

今回は赤以外の色を白黒にするので、スライダーを操作して赤以外の色の彩度を-100にしていきます。まずは、画面上で赤の右隣にあるオレンジを調整してみます。

 

 

すると、このような感じになりましたね。それ以外の色を同様に操作していきましょう。徐々に写真が変わっていくのがわかるかと思います。

 

 

最終的にはこのような形になり、ワンポイントカラー、パートカラーの完成です。操作自体はとても簡単だったかと思います。色別補正は写真の色別に細かく調整出来るので、マスターすればとてもいい写真に仕上げることが出来ます。色々と触ってみて色別に調整することの楽しさを味わってみてくださいね。

 

なお、今回は赤だったので簡単でしたが、ピンクなどの中間色の場合は複数の色を残す必要があるので、様子を見ながら調整してみると良いかと思います。

 

また、今回は色のみの調整でしたが、写真の全体的な明るさを変える場合などは調整する順番に注意しないといけません。基本的には大きく変わる項目からレタッチしていく場合がやりやすいのでその点も注意してくださいね。

 

今回は部分的に色を残す方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?写真において、色はとても重要な要素ですので、今まで色別補正を使っていなかったという方はこの機会に是非チャレンジしてみましょう。

 

Lightroomの基本的な使い方についてはこちらの記事もご覧ください。

マスターして画像をぐっと綺麗にしよう!Lightroomの基本的な使い方