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【撮影テクニック】太陽の光条を撮影する

Irisです。

 

今回は太陽などを撮影したときに出る「光条」撮影の方法についてご紹介します。方法自体はとても簡単です。慣れれば逆光下でも積極的に太陽を作品に入れていきたくなると思いますので是非挑戦してみてください。

 

写真素材 PIXTA

 

 

光条とは

 

 

「光条」とは、写真業界では上の画像のような太陽などの点光源が放射状に伸びている様子を指す場合が多いです。日中の太陽を撮影したときや、夜景撮影での街灯などで現れることがあります。

 

通常、太陽などの強い光源をフレーム内に入れると逆光となり、撮影が難しくなるケースもありますが、光条撮影により光源がクロス状に輝き、作品のアクセントとすることができます。

 

 

ちなみに、似たような用語で「光芒」がありますが、こちらは上の画像のような太陽から出る光の筋を指す場合が多いです。「光条」と「光芒」の明確な違いはないと考えられていますが、写真業界ではな何と無しに使い分けられていることも多いようです。

 

光条の撮影方法

 

 

強い光源をフレーム内に収める

 

光条撮影では、太陽や夜景での街灯など強い光源をフレーム内に入れる必要があります。光源全体を入れてもよいですが、木の影などから出る光源を撮影しても光条が出やすいと言われています。

 

なお、光条撮影の際、ファインダーを通して太陽を直接見ることは危険ですので避けてください。最近ミラーレス一眼レフが増えていますが、ミラーレスのファインダーは電子的に画像を表示させているので太陽を直接のぞかずに済むので問題ありません。かえって撮影画像をリアルタイムで確認できるので光条撮影には有用といえると思います。

 

強い光源下では、逆光となりフレアやゴーストが出たりする可能性があります。レンズの逆光性能にもよりますが、フード付属であればつけた状態で撮影するのがベストでしょう。

 

絞りを大きく絞る(F値を大きくする)

 

光条の撮影方法はとても簡単で、絞りこめばよいです。撮影モードは、絞り値を自由に設定できる「M(マニュアル)モード」か「A(絞り優先)モード」にするのがおすすめです。私の場合、通常の風景撮影だとF8くらいで撮影しますが、光条を撮影する場合はF16〜22くらいまで絞りこむことが多いです。

 

露出(明るさ)はやや暗めにする

 

太陽などはかなり明るいので、適正露出で撮影すると光条の光の筋が目立ちにくいですが、やや暗めで撮影することでより綺麗に写すことが可能です。風景写真では露出を少し暗めに設定した方が後処理がやりやすい場合も多いですから、私の場合-1EVかもう少し暗めの露出で撮影しています。

 

光条の数

 

余談ですが、光条の光の筋の本数には法則があります。絞り羽根の数が奇数だと羽根の数×2、偶数だと羽根の数となることがわかっています。最近では絞り羽根の枚数が奇数のものが主流のようで、光条の数も多めに出るようです。

 

まとめ

 

光条を撮影する方法は点光源を画面内に入れて絞りこめばよいだけですのでとても簡単です。光条を思い通りに写しこむことができれば、作品作りに幅が出てきますので是非試してみてください。