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【撮影テクニック】花火を撮影する

Irisです。

 

そろそろ花火大会が開かれる季節になってきました。方法さえ覚えてしまえば花火の写真を撮影するのはそう難しくはありません。花火撮影の方法について簡単に説明していきます。

 

写真素材 PIXTA

 

 

必要なもの

 

 

花火撮影であらかじめ準備しておくとよいものになります。

 

三脚

レリーズケーブル(リモートレリーズ)

 

三脚

 

<画像はGITZOHPより>

 

花火の撮影で最低限必要になるのが三脚です。花火撮影ではスローシャッターで花火の軌跡を写すと綺麗な写真に仕上がります。だいたい数秒間はシャッターを開ける場合が多いので手持ち撮影では難しくなります。

 

三脚には種類もたくさんありますが、まずは安いものでも十分かと思います。大きい方が安定はするのですが、効果なのと、場所を取ってしまうデメリットがあります。

 

レリーズケーブル(リモートレリーズ)

<画像はNikonHPより>

 

レリーズケーブルは絶対必要ではありませんが、もし持っているのであれば積極的に使いたいところです。スローシャッターではブレが発生する可能性がありますが、レリーズケーブルを使用することでブレを抑えることができます。また、後述するB(バルブ)モードで撮影する場合は使用した方がよいでしょう。

 

撮影場所も重要

 

撮影テクニックとは関係ないのですが、花火の撮影場所も重要になってきます。花火大会ではあらかじめ情報が出ている場合も多いので忘れずにチェックするようにしましょう。プログラムなどあれば事前に確認しておきます。

 

有名な花火大会などではかなり早いタイミングから場所取りをしている方もいるようですが、撮影可能な有料席があれば利用したりするなどしてもよいかも知れません。また、三脚使用が可能かどうかも確認しておくとよいでしょう。

 

メイン会場の近くで撮影する場合は周囲の方の迷惑にならないように撮影するのがよろしいかと思います。また、撮影に夢中になりすぎずに鑑賞も楽しむようにしましょう。

 

カメラの設定

 

 

スローシャッターで花火の軌跡を写す(シャッター速度は5〜10秒がおすすめ)

撮影モードはM(マニュアル)かB(バルブ)モードにする

ISOは最低感度にする

絞り値はF8〜11にする

 

 

スローシャッターで花火の軌跡を写す(シャッター速度は5〜10秒がおすすめ)

 

花火を綺麗に写すにはシャッター速度がポイントになります。花火は数秒間打ち上がっていることが多いですが、スローシャッターで撮影することで花火の軌跡を写し込むことができるようになります。花火の流れるような軌跡を写すにはシャッター速度を「5〜10秒」くらいの間で設定するのがおすすめです。

 

撮影モードはM(マニュアル)かB(バルブ)モードにする

 

スローシャッターを用いて花火を撮影するには撮影モードの選択も重要です。「M(マニュアル)モード」では、「ISO感度」、「絞り(F値)」、「シャッター速度」を個別に設定する必要がありますが強制的に数秒間シャッターを開けることが可能になります。「M(マニュアル)モード」と似たようなモードで「B(バルブ)モード」がありますが、シャッターを押している間露光できるので花火が打ち上がっている間だけシャッターを開く、という使い方ができます。

 

「全自動オート」や「絞り優先オート」モードで撮影した場合、手持ち撮影を想定しているためISO感度が上がるとともにシャッタースピードが速くなり、花火の奇跡が写らなくなります。一眼レフやミラーレスカメラならではの写真に仕上げたい場合は「M(マニュアル)モード」か「B(バルブ)モード」を使用するのがおすすめです。

 

「B(バルブ)モード」では、花火の打ち上がっている間シャッターを開けることができますが、レリーズケーブルが必要となります。「B(バルブ)モード」の設定方法は機種によっても異なりますが、シャッター速度を30秒より1段遅くするとバルブモードになる場合が多いでしょう。

 

ISOは最低感度にする

 

ISO感度は光を取り込む感度を表しています。ISO感度が高いほど暗い場所でも明るく写すことができますが、ノイズが出てしまうことがあります。花火の場合は思ったより明るいのでISO感度は高くする必要はなく、最低感度に設定します。最低感度にすることで、ノイズが少ない写真を撮ることができます。

 

絞り値はF8〜11にする

 

絞り値(F値)の設定も重要です。通常絞り値(F値)は背景のボケ具合をコントロールしますが、数値を小さくする(絞りを開ける)と写真全体が明るくなり、数値を大きくする(絞りを絞る)と写真全体が暗くなります。

 

花火写真の場合シャッタースピードで写りの表現をするので、明るさの調整は絞り値(F値)で行います。おすすめの設定は「F8〜11」になりますが、撮影した写真が明るい場合は1段絞り(F値を大きくする)、暗い場合は1段開ける(F値を小さくする)ような形で微調整していきます。

 

迷ったときの設定

 

 

カメラの設定は慣れてしまえば難しくはないのですが、迷ってしまう場合もあるかと思います。参考として一例をあげてみます。もちろん状況によって異なってはきますが、ある程度の目安を決めてから微調整していくスタイルになるかと思います。

 

M(マニュアル)モード

ISO100,F8,シャッター速度8秒

 

シャッター速度を調整する

 

シャッター速度で花火写真の表現が変わるので、まずはシャッター速度を微調整していきます。8秒で短い、あるいは長い場合などシャッター速度を変更します。必要に応じてB(バルブ)モードを使用しても構いません。

 

絞り値(F値)で明るさを調整する

 

シャッター速度を決定したら、絞り値(F値)で明るさを調整します。明るい場合は1段絞って(F値を大きくする)F11くらいに設定します。暗い場合は1段開けて(F値を小さくする)F5.6くらいに設定します。

 

まとめ

 

三脚を使用してスローシャッターで撮影することで、本格的な花火写真の撮影ができます。設定もある程度決まっているのでぜひ挑戦してみてください。