Category

【Photoshop】Photoshopでレイヤーマスクを使用して合成写真を作成しよう!

2018-02-19

Irisです。

 

前回はPhotoshopでの合成の初歩的なテクニックとして、消しゴムツールを使った合成のやり方を説明しました。今回は消しゴムツールとちがってやり直し可能で、合成だけでなくレタッチするうえでも有用なレイヤーマスクを使用した合成テクニックについてお話ししていきましょう。

 

※合成テクニックですので、Photoshopを使用します。※

 

消しゴムツールを使った合成手順はこちらをどうぞ。

【Photoshop】Photoshopで消しゴムツールを使用して簡単に合成写真を作成しよう!

 

スポンサーリンク

 

レイヤーマスクとは

 

レイヤーマスクとはその名のとおり、レイヤーをマスクで隠したものになります。風邪をひいた時のマスクのように画像の一部をマスクで隠してしまうわけですね。使い方としては通常レイヤーや調整レイヤー(トーンカーブなど)の一部分を非表示にしたりすることで、できあがる画像を部分的に補正したり切り抜くことができます。また、レイヤーマスクで非表示にしたい部分は何度でも調整できるので間違って消しすぎてもやり直しが可能なところもメリットといえるでしょう。

 

Photoshopを用いるうえでレイヤーマスクを使いこなせれば、写真のレタッチの幅が大幅に広がります。ただ、私もそうだったのですが始めはとてもわかりにくい機能ですよね。レタッチテクニックを公開してくれているサイトや動画などでレイヤーマスクも出てきますが細かい部分までは解説されていない場合も多いので今回はなるべくわかりやすく説明していきたいと思います。

 

レイヤーマスクを使ううえでのキーワードは「白」と「黒」です。

 

合成の手順

 

それでは簡単な合成の手順を大まかに3ステップに分けてみましょう。

 

①元画像を用意

 

②背景画像を用意

 

レイヤーマスクの使用

 

元画像を用意

 

まずはメインになる画像を用意しましょう。レイヤーの順番としては1番上にくるようにします。

 

背景画像を用意

 

次に、背景となる画像を用意します。レイヤーの順番としては、1番下にくるようにします。

 

レイヤーマスクの使用

 

画像を2枚並べただけではまだ合成画像にはなっていませんよね。ここでメインとなる画像から不要な部分を消すことで背景が現れ画像の合成をすることができます。レイヤーマスクを使えば簡単に戻せる状態で消せるようになります。

 

実際の合成手順

 

 

 

今回は人物画像の背景を消して下の画像を合成していきます。

 

 

2枚の画像をPhotoshopで開く

 

<方法①>

画面左上のメニュー→ファイル→スクリプト→ファイルをレイヤーとして読み込み→参照で複数ファイルを選択します。

 

<方法②>

画像を複数枚別々に開きます(別のタブで開きます)。開いたあとに画像を全選択(command+A,Ctrl+A)し、コピー(command+C,Ctrl+C)してから別のファイル上でペースト(command+V,Ctrl+V)すると同じファイルに複数枚の画像をレイヤーとして開くことができます。

 

詳しくは消しゴムツールを使用した合成手順の記事にも書いてありますのでこちらもご覧ください。

【Photoshop】Photoshopで消しゴムツールを使用して簡単に合成写真を作成しよう!

 

レイヤーの順序を入れ替える

 

レイヤーは層になっていますが、画像の配置の順番を変えると見え方が違ってきます。今回はメインとなる人物画像を上に配置していきます。

 

開いた時点で人物画像が上側に配置されていればよいですが、逆になっていた場合はレイヤーの順序を入れ替えます。

 

やり方は簡単で、右下のレイヤーを選択して下にドラッグ&ドロップします。この際注意するのは、1番下のレイヤーの名前が背景レイヤーとなっているときはロックがかかっていて順序を変更できないので、右側の鍵マークをクリックするとロックが外れてレイヤー0という名前に変わりレイヤーの順序を変更できるようになります。

 

 

レイヤーマスクの使用

 

それではさっそくレイヤーマスクを使用してみましょう。

 

スポンサーリンク

 

白マスクの作成(全ての領域を表示)

 

 

画像の一部をマスクしたい(隠したい)画像のレイヤーを選択し、右下の日本の国旗のようなマークをクリックします。

 

 

すると、赤枠で囲ったように変化しました。右側のまっしろの部分がレイヤーマスクとなります。レイヤーマスクでは白の部分が表示され、黒の部分が非表示になります。この場合は全て白い状態なので人物画像がどこも隠されていない状態を表しています。

 

レイヤーマスクの別な追加方法として、「左上メニュー→レイヤー→レイヤーマスク→全ての領域を表示」をクリックする方法もあります。全ての領域を表示、という言葉からもイメージしやすいかと思いますが、白マスクは全て表示された状態からスタートします。

 

黒マスクの作成(全ての領域を隠す)

 

画像の一部をマスクしたい(隠したい)画像のレイヤーを選択し、右下の日本の国旗のようなマークをoption(WindowsではAlt)を押しながらクリックします。

 

 

すると、赤枠で囲ったように変化しました。人物画像の横に真っ黒なレイヤーマスクを表す表示が出てきて、人物画像が表示されなくなりました。先ほどの白マスクと対比させるとわかりやすいかと思いますが、このようにレイヤーマスクでは白部分が表示、黒部分が非表示になります。

 

白マスク同様に別な追加方法として、「左上メニュー→レイヤー→レイヤーマスク→全ての領域を隠す」をクリックする方法もあります。

 

レイヤーマスクにおける白と黒の違いはおわかりいただけましたでしょうか?白と黒を理解すればレイヤーマスクはさまざまな表現に利用できるので大変便利ですね。

 

ブラシツールを利用して不要な部分を消す(非表示にする)

 

 

今回は人物画像の不要な部分を消していくので全体を白マスクで覆った状態からスタートします。レイヤーマスクでは表示部分と非表示部分の作成には赤枠で囲ったブラシツールを使用します。

 

 

ブラシを使用する際に注意しないといけないのが、赤枠で囲ったレイヤーマスク部分をクリックで選択してから使用することです。左側の画像部分を選択してしまうと通常のブラシのように画像に色が塗られてしまいます。レイヤーマスクを選択することで、表示、非表示の調整ブラシとして利用できるようになります。

 

 

赤枠部分がブラシの色を表しています(2種類切り替えながら使えるようになっています)。レイヤーマスクを選択してある状態だと白黒(表示、非表示を意味する)になります。

 

 

左側の画像を選択した状態だとブラシツールを使っても、この場合は赤か青で塗られてしまいますのでご注意ください。

 

黒ブラシで不要な部分を消していく

 

先ほども述べましたが、レイヤーマスクを選択した状態でブラシを使っていきます。ブラシの色が白黒になっているのを確認してくださいね。不要な部分を消すには黒ブラシを使います。ブラシには2種類の色が表示されていますが、上にある色で塗られます。入れ替えるには少し上にある「描画色と背景色を入れ替え」かショートカットキーの「X(エックス)」を使用します。

 

ブラシの色の切り替えのショートカットキー;X(エックス)

 

ブラシの種類、サイズ、不透明度の調整や画像の拡大、移動については前回の記事をご覧ください。

【Photoshop】Photoshopで消しゴムツールを使用して簡単に合成写真を作成しよう!

 

 

黒ブラシでざっと塗っていきましょう。黒ブラシは非表示部分を作成するので塗った部分が消えて、背景が現れてきます。また、右下のレイヤー画面ではレイヤーマスクの部分に黒い部分が出てきます。これは人物画像の一部が黒く(非表示)なっていることを意味しています。

 

消しすぎてしまったら白ブラシで表示させよう

 

 

おっと、間違って消しすぎてしまいましたね。でも安心してください。レイヤーマスクを使用した場合はやり直し可能です。黒ブラシは非表示にさせる効果がありましたが、白ブラシを使えば再び表示させることができます。

 

ショートカットキーのXを使用して白ブラシに切り替えて消しすぎた部分を塗ってみましょう。

 

 

するとどうでしょう、消したしまった部分が表示されるようになりました。いかがでしょうか。白ブラシと黒ブラシの違いを理解いただけましたでしょうか?レイヤーマスクでは白ブラシ(表示)と黒ブラシ(非表示)を使い分けることで画像の一部分をマスク(隠す)できることがおわかりいただけるかと思います。

 

それでは黒ブラシを利用してどんどん不要な部分を消していきましょう。消しすぎた場合は白ブラシをすれば戻せますね。境界線は慎重に消していきましょう。髪の毛などの細い部分が不透明度を小さくするとよいでしょう。

 

合成画像の完成

 

 

完成画像がこちらです。レイヤーマスクを使い、やり直しのきく状態で2枚の画像から合成写真を作ることができました。

 

まとめ

 

①レイヤーマスクで不要な部分を消す

②白は表示、黒は非表示

 

レイヤーマスクは画像の合成だけでなく、調整レイヤーなどにも使えます。画像の一部分を消したり、調整を加えることができるのはPhotoshopならではの機能ともいえます。始めたばかりはあまり使う機会がないかも知れませんが、レタッチがうまい方は必ずといっていいほど使用している機能ですのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Photoshop

Posted by Iris