【Review】アルカスイス互換スライドプレートを購入

Review
スポンサーリンク

写真素材 PIXTA

 

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

 

 

スポンサーリンク

スライドプレートとは

 

<画像はAmazonより>

 

スライドプレートは三脚と組み合わせて使用する拡張アクセサリーです。用途としては、スライドプレートを介しカメラの取り付け位置を調整しバランスをとる目的で使用することが多いです。別名スライドレール、スライダーレール、ロングプレートとも呼ばれています。

 

ある程度レンズの長さがあって、重量もあるレンズを雲台に付けると前下がりになりやすくなります。重心が前方にあることで安定性にも欠け、自由雲台では固定した後に構図がずれてしまう可能性もあります(私の場合はまさに自由雲台固定後に構図がずれることが原因でスライドプレートを購入しました)。そういうケースでスライドプレートを用いてカメラを後ろ側にスライドさせることで三脚含めた全体のバランスが取れ、レンズのお辞儀現象をほぼほぼ防ぐことができます。この説明だと少しわかりにくいかも知れないので写真でも説明していきたいと思います。

 

なお、長さと重さがある望遠レンズでは三脚座が設定されていて重心を安定させやすいものもありますが、ロングプレートは三脚座が付いていないレンズに使用することが多いです。また、スライドプレートと少し似ていますが、レンズも合わせてサポートするロングレンズサポートという商品も存在します。

 

 

スポンサーリンク

購入したスライドプレート

 

今回は試しに使ってみる意味合いも含めてAmazonで上記商品を購入しました。ノブ式のアルカスイス互換となっており、全長は140mmのものになります。アルカスイスタイプなので雲台のクランプもアルカスイスに対応している必要があります。
アルカスイス型のクランプ部分にカメラをセットして使いますが、本商品はノブ式となっているのでアルカスイス互換式であれば大抵のメーカーに対応できるようになっています(レバー式はアルカスイス互換でもメーカー同一でないときっちりハマらないことがあります)。
全長140mmですが、実際にスライドで調整できる部分は9cm程度です。他のメーカーを含めるとロングプレートには様々なサイズが出ており、100mm、140mm、200mmのものが多いようです。個人的な感覚では100mmだとちょっと短く感じるので140mmにしました。200mmであればより調整幅が大きいですが、かさばるのと見た目のバランスがあまり良くない感じがありますが140mmか200mmかは好みでもよさそうです。
レオフォト製品も紹介しておきますが格安品でも品質的には全く問題ありませんでした。

スポンサーリンク

各部詳細

 

 

カメラを固定するクランプ部分はアルカスイス互換、ノブ式となっています。ノブ式のためメーカーが違っても問題なく固定できると思います。

 

実際にスライドさせられるのは9cm程度です。

 

 

あまり有名でないメーカーのものを買ったからなのか・・・水準器が付いてはいますがポロっと取れてしまいました。現在は接着剤で付けて問題なく使用できてはいます。水準器の精度もどれくらい正確かわからないので水準器についてはおまけ程度と考えて頂くとよいかと思います。

 

 

裏側には脱落防止のイモネジが付いております。

 

 

スライドプレートを横から見たところ。雲台に付ける部分もアルカスイス互換になっているのがわかります。

 

カメラなしで三脚にセットした画像です。

 

カメラをセットした画像です(カメラが1台しかないのでスマホ撮影ですみません)。スライドプレートをスライドさせることでカメラの重心を取ることができます。なんとなくイメージが湧きますでしょうか。私の場合、スライドプレートを用いることで自由雲台固定後のズレが解消されました。

 

なお、正規の使い方ではないかも知れませんが、カメラセット部分を前側にすることでマクロ撮影にも対応できるようです(全体のバランスは悪くなるので注意)。

 

 

スポンサーリンク

まとめ

 

スライドプレートは三脚座がない重量級のレンズを三脚にセットする際にバランスを取るために大変有用です。自由雲台固定後のズレも解消できることも期待できます。メーカーを気にしなければ安い値段でも販売されているのでバランスや自由雲台のズレが気になる方は是非使用してみてください。

 

タイトルとURLをコピーしました