NYA-EVOとは
NYA-EVO(ニア・イーヴォと読むことが多いらしいです)は北欧のバックパックメーカーです。といっても、大きなメーカーではなく、アウトドアに精通するjensen氏がわずかな人数で企画、立ち上げ、クラウドファンディングにより製品化にこぎつけたメーカーです。デザインがスタイリッシュなだけでなく、アウトドアに適した仕様になっています。3年くらい前からずっと欲しかったのですが、ようやく購入することができました。まだ日本では珍しく、デザインも良いのでとても気に入っています。カラーバリエーションについても、なかなかいい色味のものが多いと思います。
NYA-EVOの日本公式noteができたようです。

FJORD36
現在NYA-EVOの製品は、「FJORD(フィヨルド)60-C」、「FJORD36」の2種類発売されており、どちらもカメラアドベンチャーバックパックとなっています。数字はバックパックの容量を表しています。本格的な登山でなければ36Lで足りそうですが、泊まりなどの予定があれば60Lのものが良いと思います。36Lはタウンユースでも違和感ないサイズですが、F-STOPなどと比べるとやや小さめかも知れません。60LはEnduranceのようなロールトップタイプになっています。
RCI
RCI(リムーバブルカメラインサート)は取り外し可能なカメラケースです。取り外しができることにより、用途によってバックパックを最大限活用することができます。他のメーカーでも採用が増えているスタイルになります。
また、サイズもS、M、Lがあるので何種類か用意しておけばシチュエーションによって使い分けることができます。
私はMサイズを購入しました。望遠レンズがあるため、スペースが少ないように見えますが、深さもあり普通のレンズであれば縦に入れることで結構本数が入ると思います・・・パッキングのセンスが問われそうです(汗)。物自体は剛性もあり、型崩れはしにくそうです。
MサイズのRCIでも、バックパックのカメラ以外のスペースはある程度荷物が入りそうな印象です。
RCIだとバックパックと厚みがピッタリ合うのですが、値段が結構するので汎用品などを用いても問題ないと思います。
FJORD36詳細
カラーはグラファイト、パイン、パウダー、ミッドナイトの4種類でどれもいい色味をしていると思います。
RCIを入れなければそんなに厚みはありません。あからさまなカメラバッグには見えにくいので、タウンユースとしても十分使えると思います。フレームにワイヤー?が入っているのでしっかりした背負い心地となっています。
細部の作りはしっかりとしています。ウエストハーネスもしっかりとしたものがついており、登山などでも負担を軽減させてくれそうです。各種ベルト類の微調整も可能です。ウエストベルトにも小物入れがついているので便利です。ただし、ウエストベルトは取り外し出来ないようなので、私は後ろで束ねて使ったりしています。
三脚も装着可能です。サイドには三脚の脚収納ポケットがありますし、背面にもセットできるので重量バランスを気にしなくてよいのはgoodです。
ノートパソコンやタブレット、小物を入れるスペースもあります。小物は十分な量が入りそうです。
また、アウトドア用途では必須となるレインカバーも付属してきますし、外側のジッパーは止水ジッパーが採用されています。三脚やスノーシューなども装着することができ、装着図が説明書にも書いてあるので参考になります。アウトドアのことを考え抜かれているように感じました。
購入方法
NYA-EVOですが、購入は個人輸入となるのですが、公式サイトは日本語対応となっているので、意外と簡単に購入できます。また、私の場合注文してから5日間くらいで届きました。
また、もともとクラウドファンディングで製品化した商品ですが、日本では「Makuake」というサイトでクラウドファンディングが行われていました。現時点では掲載されていないようですが、今後新商品など出た場合掲載される可能性もあるかも知れません(クラウドファンディングで支援すると安く購入できる場合が多いです)。
少し気になったところ
NYA-EVOのFJORD36には大変満足しているのですが、少し気になったところもありました。横と底面が黒いゴムのような素材なのですが、汚れがつきやすいです。購入された場合はこまめに汚れを取った方がよいかも知れません。