Lightroom モバイルとは
Lightroom モバイルはiPad、iPhone、Androidで画像の編集、整理、共有ができるアプリです。デスクトップ版Lightroom Classic とUIは多少異なりますが、PCを持っていなくても本格的な画像のレタッチを行うことができます。しかも無料で利用可能です(PCとの同期はAdobe Cleative Cloud加入が必要)。PCがなければレタッチは難しいとされてきましたが、Lightroom モバイルであれば挑戦しやすいかも知れません。
実際の使い方としては、①(PCを持っていない場合)カメラから直接スマートフォンにデータを転送し、クラウドにアップロードしての使用、②カメラも持っておらず、スマートフォンで撮影した画像のレタッチに使用、③(PCは持っているが)データを一時的にクラウドにアップロードして、モバイルデバイスでレタッチ、というケースが多くなりそうです。クラウドにアップロードできるデータ量は決まっているので、可能であればPCおよびHDDは持っておいた方がよさそうです。
Lightroom モバイルの主な機能
アルバムで画像管理をする
Lightroom モバイル内でアルバムを作成し、画像の整理をすることができます。また、モバイルデバイスからアルバムに画像を追加できます。
写真を撮る
Lightroom モバイルではアプリ内カメラから写真撮影することができます。Adobe社のソフトだけあって、シャッタースピード、ホワイトバランスを変更したり、プリセットを適用することもできます。撮影した画像はそのままアルバムに保存されます。
写真の編集
Lightroom モバイルでも直感的に画像の編集が行えます。Adobe社のソフトは画像編集にもともと定評があるのですが、モバイル版ではデスクトップ版よりシンプルになっていてモバイルデバイスに最適化されているといえます。
写真の共有
撮影、編集した画像はアプリから簡単にSNSなどにアップロード、共有できるようになっています。
デスクトップ版Lightroomと同期する
Adobe Cleative Cloudに加入していれば、デスクトップ版Lightroom(Lightroom Classicとは別のものです)と画像の同期をすることができます。つまり、クラウドに画像データをアップロードすれば出先でもレタッチを行えるようになります。加えた編集はデスクトップ版、モバイル版どちらにも反映されるようになり便利です。
※Lightroom Classic と Lightroom の違い
通常PCで使用するのは「Lightroom Classic」(本ブログもLightroom Classicを解説した記事が多いです)で、HDDに画像を保存しています。「Classic」がつかない「Lightroom」は画像をクラウドに保存し、モバイルデバイスと共有するシステムになっています。非常に似ているのでご注意ください。
まとめ