オートン効果(Orton Effect)とは
オートン効果(Orton Effect)とは1980年代半ばにMichael Ortonによって生まれた海外の風景写真家で人気の手法です(最近は日本でも広まっているようです)。通常の画像と露出オーバーのぼやけた画像の2枚をブレンドし、画像に輝きとソフトフォーカス効果を与えることができます。特に樹木や霧の多い条件で撮影された画像と相性がいいとされています。
オートン効果(Orton Effect)の適用方法はいくつか種類があるので参考で下記URL添付します。また、「Nik Collection」や「Luminar」などのPhotoshopに追加できるプラグインでもオートン効果(Orton Effect)のようなエフェクトをかけられるものがあります。
オートン効果(Orton Effect)を適用する手順
Photoshopで画像を開く
Lightroomで対象の画像を選択し右クリック→「他のツールで編集」→「Adobe Photoshopで編集」もしくは Photoshopでショートカットのcommand(Ctrl)+O(オー)
レイヤーを複製し、ブレンドモードを「スクリーン」にする
レイヤーを複製;command(Ctrl)+J
レイヤーをもう1度複製し、ブレンドモードを「乗算」にする
ぼかし(ガウス)
フィルター→ぼかし→ぼかし(ガウス)
半径の数値は20pxくらいが一般的のようですので、20を基準に微調整してみるとよいと思います。
レイヤーの不透明度で効果の調整
オートン効果(Orton Effect)が強いと感じた場合は、レイヤーの不透明度を下げることで調整できます。
明るさ・コントラスト補正
オートン効果(Orton Effect)を適用すると、明るさ・コントラストが変わるのでトーンカーブ、レベル補正などで最終的な補正をかけてみてください。
完成画像
まとめ
オートン効果(Orton Effect)は画像に輝きとソフトフォーカス効果が出る
①レイヤーを複製し、ブレンドモードを「スクリーン」
②レイヤーをもう1度複製し、ブレンドモードを「乗算」
③ぼかし(ガウス)フィルターをかける