【Review】Really Right Stuff (RRS) 三脚 TFC-24L MK2を購入

Review
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写真素材 PIXTA

 

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Really Right Stuffとは

 

「Really Right Stuff」はアメリカのカメラ用品メーカーで三脚や雲台、L字プレート等アクセサリーの製造に重点をおいているメーカーです。頭文字をとって「RRS」と呼ばれることが多いです。品質や精度の高さ、デザインの美しさから近年人気が出ているメーカーになります。アルカスイス規格が広まるにつれ、L字プレートの品質の高さから知名度が高くなってきた印象です。

 

値段はかなりお高めですが、品質がよく所有満足度が高いメーカーといえます。

 

アメリカのメーカーなので一昔前は個人輸入等でしか購入できませんでしたが、最近では国内での取り扱いも始まっており、購入しやすくなりました。

 

RRS製の三脚については、日本語レビューがかなり少ないようですので(多分高いのであまり持っている人がいないのかも知れません、、、)、稚拙な文章と拙い画像ですが参考になれば幸いです。

 

 

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RRSの三脚は歴史は浅いが高品質

 

 

RRSは創業が1990年、カーボン三脚の販売開始が2009年と業界の中では歴史は比較的浅いですが、高品質な製品をリリースしているのが特徴で、三脚もその中の1つになります。三脚メーカーではGITZOが有名ですが、最近ではそれと並ぶ性能とも揶揄されています。長時間露光でもブレの不安が全くありません。また、デザインも秀逸で高級感あるデザインに仕上がっています。値段はそれなりにしますがそれだけの価値はあるように感じます。

 

 

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RRSの三脚シリーズ

 

RRSの三脚はいくつかのシリーズがあり、型番が分かれています。ミニ三脚を除く通常の三脚はカーボン製になります。高額ですが、メンテナンスを怠らなければ長く付き合える三脚だと思います(後述しますが、B&Hなどで個人輸入すればGITZOより少し高いくらいでしょうか)。

 

 

 

TVC;通常のプラットフォーム(Versa Apex)

TFC;プラットフォームが固定されたタイプ(Fixed Apex)

TQC;センターポール(クイックコラム)あり

 

※プラットフォームは脚部が取り付けてある雲台を載せる部分

 

画像はTFCタイプでプラットフォームが固定されていて、剛性が高く軽量です。また、折りたたんだ際にかなりコンパクトになります。最近ではこのタイプの三脚も増えてきています。パノラマ撮影などでレベリングベースなどを利用したりする場合にはTVCタイプを選択する必要があります。センターポール(クイックコラム)が付属のTQCタイプについては、一般的にセンターポールを使用しない方が安定性は高まりますが、状況によってはあった方が便利な場合もあるので用途に合わせて選択してみてください。

 

TVC(TFC、TQC)の後の数字は三脚の大きさを表しています。1、2、3、4と数字が大きくなるにつれて大型のどっしりとした三脚になります。購入する際は機材システムの重量で型を選択してください。

 

型の数字の後ろに続く数字は脚の段数(3段、4段)となります。段数が多いほど縮長は短くなりますが、最下段のパイプ径が細くなり安定性がやや低くなります。

 

末尾にLが付くものはロングタイプで、アイレベルを超える必要十分な高さがあるものが多いです。

 

わたしが購入したのは「TFC-24L」なので、プラットフォームがTFCタイプで2型4段のロングタイプということになります。耐荷重はメーカー公称値で18kgで、ミラーレスに望遠レンズくらいの重量であれば余裕を持って固定できます。センターポールがないタイプは他メーカーでも最近増えてきており、ブレに強いという面もありますが、スリムでデザイン的にもgoodだと思いました。

 

サイズ的には中型三脚?くらいに感じましたが安定感は抜群です。

 

なお、RRSの三脚は比較的最近MK2にリニューアルされました。少ない労力でロック/ロック解除ができるようになっていたり、通気孔により伸縮がスムーズになったり完成度が高まっています。

 

これからRRS製の三脚を検討している方はせっかくですからL(ロング)タイプがおすすめです(通常タイプもあまり縮長が変わらない)。ただ、TFC-14 MK2のみ他のモデルより大幅にコンパクト(その分最大高120cmと低め)になっているので利用目的によってはそちらを検討してもよいと思います。私もGITZOからの変更する際にTFC-14にするか悩ましたかったのですが、最終的に高さはあったほうがいいと判断しTFC-24Lを選択しました。

 

 

 

 

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TFC-24L MK2の特徴

 

 

ここからは、実際に購入した「TFC-24L」の紹介(画像付き)になります。

 

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スペック

 

 

 

脚段数;4段

耐荷重;18kg

全伸高;168cm

最低高;9.5cm

重量;1674g

縮長;60cm

付属品;3/16インチ 六角レンチ、ユーザーガイド、ナイロンスタッドカバーナット(雲台取り付けネジ保護用カバー)

 

TFC-24Lの耐荷重については信頼できる数値であり、メーカーでは中型機材(一眼レフ+70-200/f2.8or300/f4)程度を推奨しています。三脚の自重に対する強度は高いといえます。

 

画像では少しわかりにくくて申し訳ないのですが、4段伸ばすとアイレベルを超えてくるので、脚立などが必要です。十分な高さを備えています。

 

ナットはロックナットとなっており、レバー式と比べて海水や砂を噛んだ場合などのメンテナンス性も良好です。

 

開脚は3段階で、ローポジションにも対応します。センターポールがないため最低高は9.5cmと低い位置での撮影ができます。開脚セレクターもシンプルかつ美しいデザインです。

 

縮長はコンパクトではありませんが一般的なサイズで、雲台を外せば飛行機内持ち込みもできそうです(航空会社によって異なると思われるので詳細はご自身でご確認ください)。

 

石突きですが、画像のとおり丸くなっていて、屋外ではよいのですが、屋内だと少しすべるような感じがあるようなので注意が必要です。

 

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雲台はBH-40がジャストサイズ

 

 

TFC-24Lに組み合わせる雲台としては、BH-40(ベース直径53mm)がちょうどいいバランスのようです。私の場合、BH-55(ベース直径73mm)をつけており、多少頭でっかちになりますが、大きな問題は出ていません。

 

また、三脚と組み合わせる雲台として、他社製品にはなりますがアルカスイスのZ1+も多いように感じます。

もちろん別の製品でも問題ありません。

 

 

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特徴のあるカーボン柄

 

 

RRSの通常の三脚はカーボン製ですが(ミニ三脚など一部アルミ製のものもあります)、カーボンの柄が特徴的な模様をしています。好みが分かれるところかとは思いますが、個人的には好きな柄です。撮影地では目立ちそうです。

 

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三脚ケースも購入

 

 

 

 

せっかくなので三脚ケースも購入しました。別売なのが痛いところですが(簡易ケース等も付属していないのでご注意ください)余裕があれば購入してもよいと思います。先端部分が少し厚みがあって雲台も保護できるような形状になっており、よくできていると感じました。汎用品でも特に問題はありません。

 

サイズはCompact、Small、Medium、Large、Extra Largeとありますが公式サイトに入れられる三脚の目安が記してあります。

 

TFC-24Lの場合、記載がなかったのですが派生のTVC-24LがMedium Tripod Bagに適合とありましたのでMediumサイズを選択しました。

 

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RRS製品の購入先

 

RRS製品の購入先ですが、主に国内の輸入代理店(銀一、ヨドバシカメラ、ビックカメラ等)もしくは個人輸入からの購入となります。どちらにもメリット、デメリットがあるのですが、国内輸入代理店は安心だが割高、個人輸入は安くすむがリスクあり、手順も煩雑というのが一般的な見解となっています。

 

なお、上記以外でネットオークションも探す価値ありで、出品される頻度は稀ですが金額の絶対値が安く、かつ比較的早く手に入るという特徴があります。旧型が出品されていた場合、新型(MK2)と悩んでしまうかも知れませんが旧型でも性能は大差ないようですので中古品としてどうか、という観点で検討すればよいでしょう。

 

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まとめ

 

RRSの三脚は高価ではありますが、品質も高く、所有満足度も高いので気になる方は購入してみてください。すでにGITZOなど高性能な三脚を持っている方は買い換える必要性はそこまではないと思われますが、私はデザイン面でGITZOからRRSに変えてしまいました。また、別のシチュエーション用に買い増したりするのもよいと思います(金銭的な負担は大きいですが)。

 

 

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