Lightroomでモノクロ画像を作成する手順
Lightroomでは比較的簡単にモノクロ画像を作成することができます。プリセットを利用してモノクロ変換することも可能ですが、本記事ではある程度編集自由度の高いモノクロ変換方法についてご紹介します。
色表現;白黒に変更
「現像」モジュール→色表現;白黒に変更します。先に明るさ・コントラストなど基本的な補正はしておいて構いません。
色表現;白黒
色表現;白黒に変更するだけでもある程度雰囲気のあるモノクロ画像になります。
ちなみに下記は彩度-100に設定した画像です。少しわかりにくいですが、彩度を下げてモノクロ変換するより、色表現;白黒に設定した方が好みの仕上がりになるケースが多いです。
彩度-100
白黒ミックス
「現像」モジュールに「白黒ミックス」という項目が現れます。カラー画像でのHSL色別補正の項目が白黒ミックスに置き換わった形になります。
スライダーで色別の明るさ補正
スライダーを動かすことで画像の特定のカラーの明るさを補正することができます。例えば空をもう少し暗くしたければブルーのスライダーをマイナスにすればO.K.です。Lightroomは直感的に操作できるようになっているので使いやすいと思います。画像によっては色表現;白黒にした時点でスライダーが自動で補正されている場合もありますが、必要に応じてそこから微調整してみてください。ただし、隣り合ったスライダーの補正量が大きく異なると画質劣化につながるので注意が必要です。
色温度変更
あまり一般的な使い方ではないですが、モノクロ変換後に色温度を変更すると仕上がりが変わってきます。海外ではモノクロでの色温度変更しているケースをたまに見かけます。
完成画像
まとめ
色表現;白黒でモノクロ変換するのがおすすめ
白黒ミックスでカラー別補正することで柔軟な表現が可能
色温度変更でも結果が変わる