グローバルコントラスト、ローカルコントラストとは
ローカルコントラストを調整しディテールを強化する方法
本記事では、「ぼかし(表面)フィルター」および描画モードの「オーバーレイ」を使用してローカルコントラストを調整し、ディテールを強化する方法について説明します。ローカルコントラストを調整、と説明しましたがスライダーを動かすというよりは、描画モードを操作することで結果的にピクセル単位の部分的なコントラストが調整されディテールが強化される形となっています。
※本記事では「ディテールの強化」という表現を用いましたが、ソフトウェアによる画像再構築を行うCamera RawフィルターおよびLightroomの「ディテールの強化」機能とは異なるのでご注意ください。
Photoshopで画像を開く
Lightroomで対象の画像を選択し右クリック→「他のツールで編集」→「Adobe Photoshopで編集」もしくは Photoshopでcショートカットのcommand(Ctrl)+O(オー)
レイヤーを複製
複製したレイヤーを反転
描画モードを「ビビッドライト」に変更
複製し、先ほど反転してレイヤーの描画モードを「ビビッドライト」に変更します。そうすると、画像のほとんどがグレーになります。
ぼかし(表面)フィルター
「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(表面)」
半径、しきい値の設定はいろいろ試してみたのですが、2400万画素クラスのカメラで10〜15、3600万画素クラスのカメラで15〜20くらいがよさそうでした。数値についてはベストな値を探ってみてください。
描画モードを「オーバーレイ」に変更
ぼかし(表面)フィルターをかけた後、描画モードを「オーバーレイ」に変更します。ただし、先程「ビビッドライト」に変更したレイヤーを「オーバーレイ」に変更してしまうと望んだ結果が得られないので、元のレイヤーを残したままレイヤーを結合します。背景レイヤーが残っていればよい(あらかじめ複製するなど)ので、下記ショートカットを使わなくても大丈夫です。
完成画像
まとめ
参考;https://www.shutterevolve.com/enhance-details-photoshop-local-contrast-tutorial/