【Photoshop】オリジナルLut(Look Up Table)ファイルを作成する手順

Photoshop
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写真素材 PIXTA

 

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LUT(Look Up Table)とは

 

LUT(Look Up Table)とは画像処理を計算式で表したもので、色味を補正するプリセットのようなものと考えるとわかりやすいです。Instagramのフィルター、 Lightroomのプリセットなどと同様の機能を持っています。PhotoshopのカラールックアップではLUT(Look Up Table)ファイルを用いることで、画像処理の計算式が適用され色味等が変わります。あまり聞きなれない機能ではあるかと思いますが、映画などではよく使われており、レタッチの幅を広げてくれると感じています。なお、LUTと表記して「ラット」と読むのが通例のようです。LUTファイルはPhotoshopにデフォルトでいくつかインストールされている他、購入したり(海外サイトなど、詳しくは割愛します)、オリジナルで作成することもできます。

 

 

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LUT(Look Up Table)ファイルの作成手順

 

画像を背景レイヤーとして開く

 

 

 

LUTファイルを作成するには背景レイヤーが存在する必要があります。背景レイヤーが存在しない場合はレイヤーを選択して「レイヤー」→「新規」→「レイヤーから背景へ」で設定します。

 

調整レイヤーを追加して画像補正する

 

 

 

新規調整レイヤーを追加して、LUTファイルとして保存するための補正をかけます。LUTとして保存できるのは、調整レイヤーのみで、フィルター等は保存できないようです。調整レイヤーは複数追加できます。

 

LUT(Look Up Table)ファイルの書き出し

 

 

 

 

「ファイル」→「書き出し」→「カラールックアップテーブル」

 

LUTファイルの書き出しの設定は基本的にデフォルトでよいかと思います。保存場所はわかりやすい任意の場所にすることをおすすめします。なお、グリッドポイントの数値は高い程高品質になりますが、ファイルサイズも大きくなるようです(もともと3D LUTは計算で推測されたデータが含まれるため数値が高い程精度も高くなる)。

 

 

※背景レイヤーと1つ以上の調整レイヤーがないと上記エラーが出てLUTファイルの書き出しができません。

 

作成したLUTファイルの読み込み

 

 

 

別の画像に先程作成したLUTファイルを適用してみます。

 

「レイヤー」→「新規調整レイヤー」→「カラールックアップ」

 

 

「3D LUTファイル」→「3D LUTを読み込み」

 

 

先程保存したLUTファイルを読み込みます。ファイル形式がいくつかありますが「.CUBE」形式がよく使われます。
先程作成したLUTファイル適用前後画像になります。同じような色味になっているのがわかるかと思います。

 

[twentytwenty]

[/twentytwenty]

 

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まとめ

 

調整レイヤーで適用した効果をLUTファイルとして保存できる
LUTファイルの作成には背景レイヤーと1つ以上の調整レイヤーが必要
LUTファイルは任意の場所に保存することで、別の画像にも適用できる

 

 

 

 

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