【Photoshop/Lightroom】夜景を鮮やかにレタッチする方法

Lightroom
スポンサーリンク

写真素材 PIXTA

 

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

 

スポンサーリンク

夜景の撮影方法

 

今回は夜景のレタッチ方法についてご紹介していきます。一眼レフ、ミラーレス等本格的なカメラでRAW撮影を行えば鮮やかな夜景に仕上げることができるので是非ご覧ください。

 

ただし夜景の場合、レタッチ前の撮影方法もかなり重要になってきます。簡単にまとめると下記のようになります。

 

三脚使用
ISO感度はなるべく低感度に設定
シャッター速度は数秒〜数十秒(長秒露光)
夜景の撮影はポイントをいくつか押さえれば難しくはありませんが、夜景は肉眼では明るく見えてもカメラで撮影すると暗く写ってしまいます。
暗い状況で手持ちで撮影するとISO感度が高くなりすぎてしまうため三脚禁止の場所でなければ三脚使用が基本になると思います。三脚もはじめは安いものでも良いですが、本格的な撮影をするのであればしっかりとした三脚を選ぶのがよいでしょう。
三脚を使用することで長秒露光が可能になるのでISO感度はなるべく低くします。ISO感度が低い方がハイライトやシャドウを大幅に調整しても画像の破綻が少ないのでレタッチ耐性の点で有利です。
シャッタースピードについてはカメラの露出計を参考にして、必要であれば明るさを変えて何枚か撮影してもよいでしょう。一般的にはCanonは白飛びしにくいので露出計通りか気持ち明るめでOK、Nikon、SONYはシャドウのデータが多く残っているので露出アンダー目で撮影するとうまくいくことが多いようです。
最近では手振れ補正の効果が高いカメラも多いですが、ブレを完全に防げる訳ではないので三脚使用がベストです。また、レンズの特性にもよりますが手振れ補正はOFFにしておくのが無難と言われています(三脚使用で手振れ補正をONにしたままだと誤作動でかえってブレた画像が撮影されることがある)。さらに、リモートケーブルやレリーズも併用することでよりブレを抑えやすくなります。
ちなみに、三脚禁止の場所では床や手すりなど安定した場所にカメラを直接置いて撮影する方法もあります(周囲の迷惑にならないことが前提)。

スポンサーリンク

夜景のレタッチ手順

 

ハイライトを下げ、シャドウを上げる

 

[twentytwenty]

[/twentytwenty]

 

実際のレタッチ手順について説明していきます。まずこれをやるだけでかなり綺麗になりプロが撮影したかのような印象になるのでハイライト、シャドウの調整から入るのがやりやすいです。

 

ハイライトを下げ、シャドウを上げることでディテールが浮かんで来て、肉眼で見たイメージに近くなります。夜景のレタッチではハイライト-100、シャドウ+100と、大幅に補正しても問題ないでしょう。点光源があったりしてハイライト−100で不自然な場合は補正量を減らすか、部分補正で対応してください。

 

露光量の調整

 

[twentytwenty]

[/twentytwenty]

 

露光量は全体の明るさになります。ハイライト、シャドウの次に露光量で全体の明るさを整えます。夜景では露光量を上げ明るくすることで一目で綺麗な画像に仕上げることができます。

 

撮影時に明るくしてしまうと白飛びしてしまうリスクがあるので、カメラメーカーの特性にもよりますが多少露出アンダーで撮影し、後で露光量を上げる方法も1つの方法かと思います。

 

白レベル、黒レベルの調整

 

[twentytwenty]

[/twentytwenty]

 

白レベル、黒レベル補正は必須ではありませんが白レベルを上げ、黒レベルを下げることで明暗差が強調されます。単純にコントラスト+でも問題ないかと思われますが、白レベル、黒レベルを個別に調整した方がダイナミックレンジをフルに使ったメリハリのある写真にすることができます。

 

 

その他項目の補正

 

[twentytwenty]

[/twentytwenty]

 

最後に仕上げとしてその他項目を補正していきます。今回は「ホワイトバランス」、「かすみの除去」、「自然な彩度」を微調整しました。必須ではありませんが上記パラメーターを軽く補正すると仕上がりがよくなる場合が多いです。

 

スポンサーリンク

完成画像

 

[twentytwenty]

[/twentytwenty]

 

スポンサーリンク

まとめ

 

夜景のレタッチ手順はある程度セオリーがあり、それに従うことで美しい画像に仕上げることができます。ただし、撮影時の情報量でレタッチの仕上がりが決まりますのでなるべく三脚を使用して、RAW形式、低感度での撮影を心がけるようにしてください。また、夜景はとてと暗いためブレ防止策を施した上で撮影に臨む必要があるので対策も抜かりなくするようにしてください。

 

 

タイトルとURLをコピーしました