※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
夜景の撮影方法
今回は夜景のレタッチ方法についてご紹介していきます。一眼レフ、ミラーレス等本格的なカメラでRAW撮影を行えば鮮やかな夜景に仕上げることができるので是非ご覧ください。
ただし夜景の場合、レタッチ前の撮影方法もかなり重要になってきます。簡単にまとめると下記のようになります。
夜景のレタッチ手順
ハイライトを下げ、シャドウを上げる
実際のレタッチ手順について説明していきます。まずこれをやるだけでかなり綺麗になりプロが撮影したかのような印象になるのでハイライト、シャドウの調整から入るのがやりやすいです。
ハイライトを下げ、シャドウを上げることでディテールが浮かんで来て、肉眼で見たイメージに近くなります。夜景のレタッチではハイライト-100、シャドウ+100と、大幅に補正しても問題ないでしょう。点光源があったりしてハイライト−100で不自然な場合は補正量を減らすか、部分補正で対応してください。
露光量の調整
露光量は全体の明るさになります。ハイライト、シャドウの次に露光量で全体の明るさを整えます。夜景では露光量を上げ明るくすることで一目で綺麗な画像に仕上げることができます。
撮影時に明るくしてしまうと白飛びしてしまうリスクがあるので、カメラメーカーの特性にもよりますが多少露出アンダーで撮影し、後で露光量を上げる方法も1つの方法かと思います。
白レベル、黒レベルの調整
白レベル、黒レベル補正は必須ではありませんが白レベルを上げ、黒レベルを下げることで明暗差が強調されます。単純にコントラスト+でも問題ないかと思われますが、白レベル、黒レベルを個別に調整した方がダイナミックレンジをフルに使ったメリハリのある写真にすることができます。
その他項目の補正
最後に仕上げとしてその他項目を補正していきます。今回は「ホワイトバランス」、「かすみの除去」、「自然な彩度」を微調整しました。必須ではありませんが上記パラメーターを軽く補正すると仕上がりがよくなる場合が多いです。
完成画像
まとめ
夜景のレタッチ手順はある程度セオリーがあり、それに従うことで美しい画像に仕上げることができます。ただし、撮影時の情報量でレタッチの仕上がりが決まりますのでなるべく三脚を使用して、RAW形式、低感度での撮影を心がけるようにしてください。また、夜景はとてと暗いためブレ防止策を施した上で撮影に臨む必要があるので対策も抜かりなくするようにしてください。