【Photoshop】覆い焼き/焼き込み(Dodge & Burn)ツールの使用方法

Photoshop
スポンサーリンク

写真素材 PIXTA 

 

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

 

スポンサーリンク

覆い焼き/焼き込み(Dodge & Burn)ツールとは

 

今回はPhotoshopのテクニックである覆い焼き/焼き込み(Dodge & Burn)ツールについてご紹介します。うまく使いこなせば写真により立体感を出すことができると思います。

 

覆い焼き/焼き込み(Dodge & Burn)ツールはあまり聞き慣れない方もいるかも知れませんが、特定の領域の露光を調整し、ブラシでなぞった部分を明るく(暗く)し、ローカルコントラストを高める強力なツールになります。覆い焼き/焼き込み(Dodge & Burn)ツールをやりすぎない程度に取り入れることで光条件が悪くフラットな画像でも明暗差を強調していくことができるようになります。

 

もともとはフィルム時代の暗室で行われていた手法がデジタルでも活用できるようになったようです。

 

覆い焼き/焼き込み(Dodge & Burn)ツールでは、レタッチで後から光源を加えたり、部分的に露光を補正する方法と比べて、もとから存在する光条件をさらに明るく(暗く)していくので、レタッチ後の光が不自然になりにくいという特徴があります。

 

スポンサーリンク

覆い焼き/焼き込み(Dodge & Burn)ツールの使用方法

 

 

覆い焼き/焼き込み(Dodge & Burn)ツールはツールパレットの上記赤枠のところにあります。

 

あらかじめレイヤーをコピーする

 

 

覆い焼き、焼き込み(Dodge & Burn)ツールは元画像に効果を加える(永続的編集)ので、あとでやり直しがきくようにベースレイヤーをあらかじめコピーしておく(非破壊編集)のがベターかと思います。

 

レイヤーのコピー;command(Ctrl)+J

ブラシ、範囲、露光量の設定

 

 

 

経験上おすすめの設定は下記になります。露光量の数値についてはいろいろ試してみてください。ブラシは通常のブラシで問題ないでしょう。

 

覆い焼きツール;範囲ハイライト、露光量20〜50%
焼き込みツール;範囲シャドウ、露光量3〜10%

ブラシでなぞっていく

 

[twentutwenty]

[/twentutwenty]

 

手順ですが、明るく(暗く)したい部分をブラシで叩くように徐々になぞっていきます。やりすぎはディテール低下を招くので慎重に進めるのがポイントとなります。上記比較画像は少しわかりにくいかもしれませんが作業の途中経過になります。

 

ブラシのサイズ変更;「[」、「]」キー
やり直しは「command(Ctrl)+Z」もしくは「ヒストリー」で戻るもしくは「コピーしたレイヤーを削除して最初に戻る」

彩度が高くなってしまった場合はレイヤーのブレンド(描画)モードを「輝度」にする

 

 

明度が上がると彩度も高くなってしまう場合があるので、そのような際にはレイヤーのブレンド(描画)モードを「通常」→「輝度」に変更することで彩度を抑えることができます。ブレンドモードの「輝度」は様々な場面で有効になるケースも多いです。

 

スポンサーリンク

完成画像

 

[twentytwenty]

[/twentytwenty]

 

スポンサーリンク

まとめ

 

覆い焼き/焼き込み(Dodge & Burn)ツールを使用することでフラットな画像でも明暗差を強調することができます。ただ、やりすぎは不自然になるので基本補正を行ったうえでのアクセントとして使用してみてください。

 

 

タイトルとURLをコピーしました