Dfineとは
「Dfine」はPhotoshop/Lightroomの有料プラグインである「Nik Collection」のノイズ除去ツールになります。Photoshop/Lightroomで行うノイズ除去よりディテールが失われにくいとの評判を聞きます。高感度で撮影した写真のノイズ処理をするとディテールがつぶれてしまい立体感が薄くなってしまったりしますが、「Dfine」を利用することで対処できる場合もあります。
Dfineの使用方法
Lightroomから起動する
選択した画像を右クリック→「他のツールで編集」→「Dfine 2」→「Lightroom調整でコピーを編集」
Photoshopから起動する
「フィルター」→「Nik Collection」→「Dfine 2」
起動→ノイズの測定→自動ノイズ除去
Lightroom/ Photoshopで同様の画面が起動します。起動後、自動でノイズ測定、除去を行いプレビューされます。基本機能は「測定」と「低減」で測定方式を「自動」と「手動」から選べるような形になっています。
ノイズ測定ポイントを手動で変更する
デフォルトでは自動でノイズ測定し、測定したポイントが四角い枠で表示されます。手動で測定ポイントを設定したい場合は、測定したいポイントでドラッグし、「ノイズを測定」すると自動でノイズ除去も行われます。
「自動プロファイルを更新しました」と表示されていればノイズ除去まで完了しています。
ノイズ低減の設定
必要に応じてコントラストノイズ、カラーノイズの設定をします。スライダーを右に動かすとノイズが消える方向に働きますが、ディティールも失われやすいので適度な値に調整してみてください。
表示モード変更
「Dfine」画面左上で表示モードを変更できます。編集前後を表示できるのでノイズ除去の効果を図りやすいと思います。
拡大/縮小/移動
ルーペマークを選択し、画像をクリックすると全体表示→100%→300%に拡大されます。縮小する場合はoption(Alt)を押しながらクリックになります。表示ポイントの移動をする場合は手のひらマークを選択してください。
その他の機能
コントロールポイント;ノイズ低減を適用するコントロールポイントを追加できます。
ブラシ; Photoshopで起動した場合に使用します。ノイズ低減の効果をブラシを使ってつけたり外したりできます。
Photoshopでは新規レイヤーが作成される
ノイズ除去が完了したら「OK」を押すことで結果が反映されます。 Photoshopでは新規レイヤーとして作成されるのでレイヤーマスクを利用すれば部分的に効果を適用することも可能です。
完成画像
まとめ
Nik Collectionの「Dfine」では高品位なノイズ除去をかけることができます。Nik Collectionを導入すると使用できるプラグインになりますのでお持ちの方はぜひ試してみてください。