【Photoshop/Lightroom】トーンカーブでレトロな色調に仕上げる方法

Lightroom
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写真素材 PIXTA 

 

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色調補正とは

 

色調補正とは色味を補正することを指します。光の三原色であるR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)を補正することで色味を変更することができます。あえて色味をつけることも可能ですし、色かぶりを除去することもできます。色調補正の基本的な理論を理解することでレタッチの表現の幅が広がると思います。

 

 

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色の関係

 

 

R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)にはそれぞれ正反対の色が存在し、補色と呼ばれています。この関係は色調補正においてかなり重要なので覚えておけば役に立つと思います(RGBとCMYKを対比させるとわかりやすいかも知れません)。

 

R(レッド)⇄C(シアン)
G(グリーン)⇄M(マゼンタ)
B(ブルー)⇄Y(イエロー)
R(レッド)の色味を濃くすると、C(シアン)の色味が薄くなります。G(グリーン)、B(ブルー)についても同様の関係になります。補色の性質を利用することで色調補正を行うことができます。今回はB(ブルー)⇄Y(イエロー)の関係を利用してレトロな色調に仕上げていきます。

 

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トーンカーブでレトロな色調に仕上げる方法

 

レトロな色調については明確な定義がないのですが、ハイライトにイエロー(Y)、シャドウにブルー(B)を乗せることでそれらしい印象が出てきます。今回はトーンカーブのカラーチャンネルを使用して表現してみます。

 

トーンカーブを起動する

 

 

Photoshop;「レイヤー」→「新規調整レイヤー」→「トーンカーブ」あるいは、画面右側パネル→「色調補正」→「トーンカーブの調整レイヤーを新規作成」
Lightroom;「現像」モジュール→「トーンカーブ」パネル

B(ブルー)チャンネルに変更

 

 

トーンカーブでは通常RGB(明るさ)チャンネルを調整しますが、プルダウンからレッド、グリーン、ブルーのチャンネルを選択することで色別に補正をかけることができます。

 

 

ハイライトを下げ、シャドウを上げる

 

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トーンカーブのラインを持ち上げると、B(ブルー)の要素が増え、ラインを下げるとB(ブルー)の補色であるY(イエロー)の要素が増えます。

 

全体を持ち上げたりしてもよいのですが、補色の関係を利用しライン形状をS字や逆S字にすることでスッキリとした印象になるかと思います。ブルーチャンネルをS字にする手法は使いやすく、おすすめだと感じています。

 

ハイライトをY(イエロー)寄り、シャドウをB(ブルー)寄りになるようトーンカーブを調整する

 

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完成画像

 

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まとめ

 

色調補正を施すことで、簡単に写真の色合いを変更することができます。なかでもブルーと補色であるイエローの色調を補正する方法はレトロな印象を出すのにうってつけだと思います。トーンカーブを調整すればO.K.ですのでぜひ試してみて頂きたいと思います。

 

 

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