【Photoshop】被写界深度合成で風景写真をパンフォーカスにする

Photoshop

写真素材 PIXTA

被写界深度合成とは

 

被写界深度合成はフォーカス位置の異なる写真を複数枚合成する方法になります。風景写真ではパンフォーカス(画面全体にピントが合っている状態)が美しいと言われています。パンフォーカスにするためには絞り値(F値)を大きくする必要がありますが、絞りすぎると解像感が悪くなる回析現象が出てきてしまいます。Photoshopの被写界深度合成では、あらかじめピント位置をずらした写真を合成することでパンフォーカスにすることが可能になります。

 

被写界深度合成の手順

 

ベース画像の撮影

 

 

ベース画像として、あらかじめピント位置をずらした画像を撮影します。少しわかりにくいですが、今回は前景、遠景にピントを合わせました。ピント位置は多い方がよりパンフォーカスに近づくと考えらえますが、最低限前景、遠景の分撮影しておけばよいかと思います。1部のカメラではカメラ内で自動でピント位置をずらしてくれる「フォーカスシフト撮影」ができるものもあるようです。なお、構図がずれないように三脚使用がベストかと思います。

 

Photoshopでレイヤーとして開く

 

 

 

レイヤーの自動整列

 

 

 

被写界深度合成にあたり「レイヤーの自動整列」を用いることで自動で位置合わせをしてくれます。

 

すべてのレイヤーを選択→「編集」→「レイヤーを自動整列」→「自動設定」

 

すべてのレイヤーを選択;「option+command+A(WindowsではAlt+Ctrl+A)」

レイヤーを自動合成

 

 

 

すべてのレイヤーを選択→「編集」→「レイヤーを自動合成」→「画像をスタック」、「シームレスなトーンとカラー」、「コンテンツに応じた塗りつぶしを透明な領域に適用」にチェックを入れる

 

「スタック」とは「積み重ねる」という意味もあるそうで、画像合成などで耳にする機会が多いです。勉強不足の部分もあるのですが、「レイヤーを自動合成」することで、Photoshop側ですべて調整してくれるようです。

 

 

 

「レイヤーの自動合成」では上記のように各レイヤーが部分的に切り取られているようです。

 

必要に応じてレイヤーマスクを使用

 

被写界深度合成が不自然になってしまった場合、元画像/合成後の画像からレイヤーマスクを利用して部分的に表示/非表示するとよいかと思います。

 

 

まとめ

 

風景写真で前景などがありどうしてもパンフォーカスにしづらい写真では、あらかじめフォーカスシフト撮影をし、Photoshopで被写界深度合成することでパンフォーカスに仕上げることができます。撮影時に少し手間はかかりますが、簡単に作品の完成度を上げることができるのでぜひ試してみてください。

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