画像読み込み時の初期設定を変更する方法
※2020.2月のアップデートで読み込み時の初期設定を変更する方法が変更になっています。
Lightroomで現像する際に決まって補正をかける項目がある場合、画像読み込み時の設定を変更することで、読み込んだすべての画像にデフォルトで補正がかかった状態にすることが可能です。現像毎に同じ補正をかけなくてすむので効率的です。主にシャープ、ノイズ軽減、各収差補正等で有用だと思います。
初期設定として登録したい項目をプリセットに保存する
読み込み時の初期設定を変更するには、プリセットを作成する必要があります。プリセット作成後、サブメニューから読み込み時に適用、とすることができます。
プリセットの作成ですが、既に読み込んである画像を開き(何でもよいです)、現像モジュールに移動します。読み込んだ画像に補正をかけて、その状態をプリセットとして登録します。
「現像」→「新規プリセット」→名前をつけて保存
名称はわかりやすいように「Default」としました。カメラが複数台ある場合はカメラごとの登録も可能です。
プリセット→読み込み時に適用
初期設定として登録したい項目をプリセットとして保存したら、「現像」メニューで画像を開き、画面左側「プリセット」から先程作成したプリセットを右クリック→「読み込み時に適用」を選択します。次回読み込み時に、「読み込み時に適用」→「現像設定」→初期設定プリセットを選択することで、読み込み時の初期設定をすることができます。複数のカメラをお持ちで、すでにプリセット登録済みであれば、読み込み時に適用するものを使い分けてください。
アップデートで個人的に残念だと思うのは、プリセットによる初期設定を行うと、読み込んだ時点で画像が補正済みのマークになってしまい、レタッチ有無についてわからなくなってしまう点です。
おすすめはAdobeプロファイル、シャープ、ノイズ軽減、プロファイル補正
個人的なおすすめの初期設定項目は、Adobeプロファイル、シャープ、ノイズ軽減、プロファイル補正になります。もちろんこれ以外の項目も必要に応じて設定して問題ないかと思います。
Adobeプロファイル;Adobeデフォルト設定からプロファイルを選択できます。私の場合、レタッチ耐性が高いニュートラルに設定しています。
シャープ;シャープもほぼ全ての画像にかけているので初期設定として登録しておきます。シャープをかけたくない場合は現像時に変更するような形をとっています。
ノイズ軽減;私はノイズ軽減は状況に応じて変更しているのですが、毎回かけるような場合あらかじめ設定しておくとよいかも知れません。
プロファイル補正;プロファイル補正は「色収差」、「プロファイル補正を使用」にチェックを入れています。レンズによる歪みや周辺光量低下を自動で補正してくれるため便利です。
まとめ