【Photoshop】レイヤーマスクの使用方法

Photoshop
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写真素材 PIXTA

 

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レイヤーマスクとは

 

今回はPhotoshopでつまづきやすいポイントである「レイヤーマスク」について説明していきます。「レイヤーマスク」はPhotoshopを扱う上で避けては通れないスキルです、と同時に使いこなせば画像編集の幅が広がるテクニックになります。慣れるまで難しいとは思いますが是非挑戦してみてください。慣れてしまえば大変便利です(^ ^)

 

「マスク」とは覆う、隠すことを意味しています。Photoshopでのレイヤーマスクとは、画像のレイヤーをマスクする、つまり画像を部分的に覆って隠すことを表しています。

 

レイヤーマスクは画像を部分的に隠すことにより、複数枚の画像から1部分を切り取って合成に使用するテクニックになります。ファッションフォトやデジタルアートなどの合成でも使用しますが、風景写真のレタッチ等では複数枚撮影した画像から部分的に切り抜いて合成する、というような使い方をすることが多いです。

 

合成というと聞こえが悪いですが、海外ではデジタルブレンディングといって、複数枚の画像を合わせることは一般的な手法となっています。例えば空と地上の露出差が激しく、空が白飛びしてしまうような時に、あらかじめ空と地上それぞれに露出を合わせた画像を撮影しておいて、これらを部分的に合成します。

 

また、マスクされた部分の表示/非表示部分の再調整も可能なので汎用性にも優れています。

 

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レイヤーマスクの使用方法

 

レイヤーマスクでは白/黒表示

 

白;表示
黒;非表示
まず始めに、レイヤーマスクモードにすると右下のレイヤー表示画面が白黒表示になります。画像が白黒表示になってしまい、わかりにくいポイントかと思いますが、下記の通り白い部分;実際に表示される部分、黒い部分;非表示(隠される部分)と覚えておけばよいでしょう。
レイヤーマスクモードでブラシを利用する(塗りつぶす)ことで画像をマスクする(隠す)ことができるようになります。白(表示)ブラシで塗ると画像が部分的に表示され、黒(非表示)ブラシで塗ると画像が部分的に隠されます。

レイヤーマスクの起動方法

 

 

レイヤーマスクの起動(合成する画像を部分的に隠す場合);画面右下の「マスクを追加」をクリック
レイヤーマスクの起動(合成する画像を一旦消して、部分的に表示させたい場合);「option(Windows;Alt)」を押しながら、画面右下の「マスクを追加」をクリック
レイヤーマスクを起動する際に2パターンのアプローチがあります。一旦(合成する画像を)全て表示して部分的に隠すのか、それとも一旦(合成する画像を)全て隠して部分的に表示させるのか、です。合成したい部分が多いか少ないかで使い分けるだけなのでどちらの手法を使っても問題ありません。全て非表示→表示にするには「option(Alt)」を押してください。
注意点として、レイヤーマスクモードにすると元画像を部分的に表示/非表示にする形になってしまうので元画像を一旦コピーしてから作業を始めることをおすすめします。

 

レイヤーマスクでのブラシツールの使い方

 

ブラシツールの起動;ショートカットキーの「B」
描画色(白);塗りつぶした部分が表示される
描画色(黒);塗りつぶした部分が非表示になる
描画色(白)/描画色(黒)の切り替え;ショートカットキーの「X」

 

ブラシツールで画像を部分的に表示/非表示させる際、右下レイヤーパネルの「レイヤーマスク」を選択して、ブラシの色が白/黒になっている状態で行ってください。

画像のところ(右側部分)を選択した状態だと通常のブラシで画像に上から色が塗られていってしまいます(最初の頃はここがわからず色を塗ってしまったことがありました、、、)

レイヤーマスクを選択した状態でブラシの色が白黒表示になっていれば、白で表示、黒で非表示にすることができます。

なお、レイヤーマスクでは、黒ブラシで塗ることで画像が消えていくので、消しゴムツールなどは使いません。

 

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まとめ

 

レイヤーマスクを使用することで、画像を部分的に補正することができます。風景写真のレタッチにおいては是非マスターしたいテクニックになるので基本的な操作方法を理解してみてください。

 

 

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